和歌山 観光ガイド

和歌山県には熊野古道、高野山、桃源郷などの観光スポット、天神祭、七夕まつり、青葉まつりなどの観光イベント、和歌山ラーメン、釜揚げしらす、笹寿司などのご当地グルメがあります。

和歌山県は紀伊半島の西側に位置する県です。紀伊の国といわれ、江戸時代には御三家のひとつである紀州徳川家が支配していた土地です。県の南部に山地が広がっていることから木の国ともいわれます。

紀州徳川家の居城である和歌山城は本丸と二の丸が和歌山城公園となっており、大小天守群と櫓や門、大手門などが復元されて観光の名所となっています。

また和歌山県は根来衆という忍者集団の中心となった根来寺もあります。戦国時代に根来寺にいた僧兵がやがて根来衆となり歴史に名をはせており、戦国時代の歴史ファンにとって興味深い土地です。

熊野三山、高野山、吉野大峯、熊野参詣道、高野山町石道、大峯奥駈道から構成される紀伊山地の霊場と参詣道は世界遺産となっており、和歌山県も含まれます。そのため和歌山県世界遺産センター展示施設などもあり、熊野の歴史や自然を学ぶことができます。

平安時代に弘法大師空海が修行の場として開いたといわれる高野山は、京都の比叡山と並ぶ信仰の山です。現在は壇上伽藍を中心として寺院などが集まり、高野山真言宗総本山金剛峯寺をはじめ高野山の寺院は117にもなっています。

その多くが宿坊となっており、観光客も宿坊に泊まって精進料理や客室、お風呂などを味わうことができます。庭園など宿坊ごとに特徴があるため、どの宿坊を選ぶかといった楽しみがあります。

歴史や自然を楽しむだけでなく和歌山市毛見沖の和歌山湾の人工島には和歌山マリーナシティというリゾート地が建設され、「ポルトヨーロッパ」「ロイヤルパインズホテル」といった施設やヨット倶楽部があり、百万人以上の入居者がいます。

和歌山には、和歌山県で生まれて全国に広がった物産があります。そのひとつである高野豆腐は、豆腐を凍結乾燥させた保存食で、精進料理として全国に広まったといわれています。

梅干しは和歌山県の特産品であり、みなべ町や田辺市で生産される梅干しは南高梅と呼ばれる品種のウメを使って作られ最高級品として県の推薦優良土産品にもなっています。梅干しが好きな人は観光のお土産にしたい一品です。

和歌山 のおすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

アドベンチャーワールド

パンダにサファリ、水族館、遊園地が一体に

アドベンチャーワールドは、動物園・水族館・遊園地の3つを併せ持つ全国でも珍しいスタイルのテーマパークです。人間(ひと)と動物と自然とのふれあいをテーマに、海と陸の動物が約1550頭羽、自然のままに生きる姿を間近に見ることができます。 ジャイアントパンダ 数頭のジャイアントパンダが飼育されており、大半がアドベンチャーワールド産まれです。屋根の無い空間で自由に過ごすパンダの姿を見ることができます。 サファリワールド サファリワールドでは、列車型のケニア号に乗り、1周約1500メートル(約25分)で放し飼いの全ての草食動物や肉食動物を見物できます。ライオンやクマなどの猛獣ゾーンを除いて歩いて...»

那智の滝

落差133メートルを誇る神秘の名瀑

原生林に囲まれた、神秘あふれるパワースポット 和歌山県那智勝浦町に位置する那智の滝は、日本を代表する名瀑のひとつとして広く知られています。落差は約133メートル、幅は13メートルに及び、日本一の落差を誇る直瀑として圧倒的な存在感を放っています。 その壮大な景観と歴史的価値から、ユネスコ世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産にも登録されており、国内外から多くの観光客や巡礼者が訪れる名所です。豊かな自然と信仰が融合したこの滝は、単なる景勝地を超えた神聖なパワースポットとして人々の心を惹きつけています。...»

白良浜

白砂が美しい弓状のビーチ

白砂と碧い海が織りなす関西屈指のリゾートビーチ 白良浜は、和歌山県白浜町に位置する、美しい白砂が広がる弓状の海岸です。約620メートルにわたってなだらかな弧を描く砂浜は、真っ白でサラサラとした砂とエメラルドグリーンの海が調和し、訪れる人々を魅了します。その景観はまるで南国のリゾートを思わせ、関西を代表する海水浴場として広く知られています。 南国のような景観とリゾート気分 白良浜の魅力のひとつは、海岸沿いに並ぶヤシの木と開放感あふれる景観です。この風景は、友好姉妹浜であるハワイのワイキキビーチを彷彿とさせ、日本にいながら南国のリゾート気分を味わうことができます。青い海と白い砂浜のコントラス...»

飛瀧神社

パワースポットとして知られる神聖な滝

神聖な滝を御神体とする特別な聖地 飛瀧神社は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山に鎮座する神社で、古くから信仰を集めてきた神聖な場所です。この神社の最大の特徴は、一般的な神社とは異なり、本殿や拝殿を持たない点にあります。御神体は、あの名高い那智の滝そのものであり、訪れる人々は滝そのものを直接拝むという、極めて原始的かつ神秘的な信仰形態を今に伝えています。 自然崇拝の姿を今に残す信仰 飛瀧神社では、滝の前方約200メートルの位置に神籬(ひもろぎ)を立て、そこを拝所としています。参拝者はこの場所から荘厳な滝の姿を仰ぎ見ながら祈りを捧げます。人工の建築物ではなく、自然そのものを神として崇めるこの...»

大門坂

熊野古道を今に伝える苔むす石段の道

熊野古道の面影を色濃く残す神聖な石畳の道 大門坂は、和歌山県那智勝浦町に位置する熊野古道の名所であり、古来より多くの巡礼者が歩んできた歴史ある参詣道です。苔むした石段と深い杉木立に囲まれたこの坂道は、熊野古道の中でも特に当時の面影を色濃く残す場所として知られています。現在では観光地としても人気が高く、静寂と神秘に包まれた空間を体感できる貴重なスポットとなっています。 世界遺産に登録された「道」の価値 大門坂は、熊野三山へと続く巡礼路である熊野古道(熊野参詣道)中辺路の一部を成し、ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録されています。約1000年以上にわたり、多くの人々が信仰の道...»

友ヶ島

軍事要塞の痕跡が残る神秘の無人島

和歌山県和歌山市の沖合、紀淡海峡に浮かぶ友ヶ島は、地ノ島・虎島・神島・沖ノ島の4つの島々から成る無人島群です。瀬戸内海国立公園の一部に位置し、豊かな自然と歴史的遺構が共存する独特の景観が広がっています。晴れた日には淡路島や六甲山系を望むことができ、その美しい眺望とともに、訪れる人々を非日常の世界へと誘います。 軍事要塞としての歴史とその名残 友ヶ島は、古くから大阪湾を守る重要な拠点として知られていました。特に明治時代以降は旧日本陸軍によって由良要塞の一部として整備され、島内には砲台や弾薬庫、兵舎などの軍事施設が築かれました。最盛期には約600人もの兵士が駐屯し、一般人の立ち入りが禁止される...»

高野山

天空の聖地、真言密教の総本山

天空に広がる神聖な宗教都市 和歌山県北東部、標高約800〜900mの山上盆地に広がる高野山は、約1200年以上にわたり人々の信仰を集めてきた、日本を代表する霊場です。周囲を1,000m級の山々に囲まれたこの地は、まるで蓮の花が開いたような地形をしており、古くから仏教的な理想世界を象徴する場所として大切にされてきました。 一見「山」と呼ばれていますが、実際には単独の山ではなく、全域が寺院の境内とされる一山境内地という特別な空間です。その中心には真言密教の総本山である金剛峯寺があり、117もの寺院が立ち並ぶ宗教都市として発展してきました。 弘法大師空海が開いた聖地の歴史 空海の理想から始ま...»

金剛峯寺

高野山の静寂と荘厳な祈りの聖地

金剛峯寺は、和歌山県伊都郡高野町に位置する高野山真言宗の総本山であり、日本仏教を代表する聖地のひとつです。正式には「高野山金剛峯寺」と称され、高野山全体を象徴する存在として知られています。標高約800メートルの山上盆地に広がる高野山は、周囲を1,000メートル級の山々に囲まれた神秘的な地形を持ち、古来より信仰の対象とされてきました。 この地は、単なる一寺院ではなく、100以上の寺院が集まる宗教都市であり、「一山境内地」として山全体が寺域とみなされています。静寂に包まれた境内には、長い歴史と深い信仰が今もなお息づいており、訪れる人々に心の安らぎと精神的な感動を与えてくれます。 弘法大師空海と...»

南紀白浜温泉

飛鳥時代に歴代天皇が訪れた日本屈指の古湯

悠久の歴史と海景が織りなす日本屈指の名湯 南紀白浜温泉は、和歌山県白浜町に広がる歴史ある温泉地で、日本を代表する古湯のひとつとして知られています。その歴史は非常に古く、飛鳥時代にはすでに歴代天皇が訪れていたと伝えられており、「日本三古湯」のひとつに数えられています。古い文献では「牟婁(むろ)の湯」と呼ばれ、古代から多くの人々に愛され続けてきました。 歴史に名を刻む由緒ある温泉地 南紀白浜温泉の名は、『日本書紀』に記された658年から701年の記録に登場し、当時の天皇が訪れたことが記されています。また、『万葉集』にも「牟婁の湯」として詠まれており、その歴史の深さを物語っています。古代には貴...»

青岸渡寺

那智の滝と祈りが響く聖地巡礼

熊野信仰と観音信仰が融合する霊場 青岸渡寺は、和歌山県那智勝浦町の那智山に位置する歴史ある寺院で、隣接する熊野那智大社とともに発展してきた特別な宗教空間です。西国三十三所観音霊場の第一番札所として知られ、現在も多くの巡礼者や参拝者が訪れる日本有数の霊場となっています。豊かな自然と深い信仰が融合したこの場所は、日本の精神文化を象徴する存在といえるでしょう。 世界遺産にも登録された歴史的価値 青岸渡寺は、ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産の一部に登録されています。これは熊野古道とともに、長い年月にわたり信仰の道として人々に歩まれてきた歴史的価値が認められたものです。自然と...»

川湯温泉

温泉が湧く川で自分だけの露天風呂

川湯温泉は、和歌山県田辺市本宮町に位置する、全国でも非常に珍しい温泉地です。熊野川の支流である大塔川(おおとうがわ)沿いに広がる静かな温泉街で、川そのものから温泉が湧き出していることで知られています。 熊野本宮大社から南へ約3kmほどの場所にあり、熊野古道散策や熊野三山巡りの途中に立ち寄る観光地としても人気があります。山々に囲まれた自然豊かな環境の中で、清流のせせらぎを聞きながら温泉を楽しめる、まさに熊野らしい癒やしの温泉地です。 川湯温泉最大の魅力は、川原の砂利を掘ると温泉が湧き出すことです。この辺りの500メートル程の区間はスコップで河原を掘れば、自分だけの露天風呂を作ることができると...»

熊野那智大社

神話と自然が息づく聖地

神話と自然が融合する神聖な霊場 熊野那智大社は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山に鎮座する、全国の熊野神社の総本社のひとつです。熊野本宮大社、熊野速玉大社とともに「熊野三山」を構成し、古くから多くの人々の信仰を集めてきました。深い山々と清らかな滝に囲まれた神聖な地であり、日本を代表する霊場として知られています。 2004年には、熊野古道や高野山などとともに、ユネスコ世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産として登録されました。自然と信仰が一体となった文化的景観は、国内外から高く評価され、今なお多くの参拝者や観光客が訪れています。 那智の滝を起源とする自然信仰 那智山は標高約500m...»

熊野本宮大社

熊野信仰の原点たる聖地

熊野本宮大社は、和歌山県田辺市本宮町に鎮座する、日本を代表する霊場のひとつです。熊野速玉大社、熊野那智大社とともに「熊野三山」を構成し、全国に四千七百社以上あるといわれる熊野神社の総本宮として、古くから篤い信仰を集めてきました。 ユネスコ世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産にも登録されており、国内外から多くの参拝者や旅行者が訪れています。熊野古道を歩く人々にとっては、長い巡礼の旅路の先にたどり着く特別な聖地であり、「よみがえりの地」としても知られています。 境内へ足を踏み入れると、深い杉木立に包まれた静寂の世界が広がります。澄みきった空気、木々の香り、石段を踏みしめる音、そして檜皮...»

円月島

特徴的な形の島と夕陽が映える

夕陽と奇岩が織りなす南紀白浜の象徴的景観 円月島は、和歌山県白浜町の臨海浦に浮かぶ小島で、南紀白浜を代表する景勝地として広く知られています。島の中央にぽっかりと開いた円形の穴が特徴的で、その独特の姿は訪れる人々に強い印象を与えます。白浜温泉エリアのシンボルともいえる存在であり、四季を通じて多くの観光客が訪れる人気スポットです。 正式名称と呼び名の由来 円月島の正式名称は高嶋(たかしま)といいます。しかし、1900年頃に温泉案内などで「円月島」という名称が用いられるようになり、その特徴的な見た目から現在ではこの通称が広く定着しました。中央に開いた穴がまるで満月のように見えることから、この美...»

千畳敷

広い岩畳を思わせる大岩盤

南紀白浜を代表する壮大な海岸景観 千畳敷は、和歌山県西牟婁郡白浜町に位置する、南紀白浜を代表する景勝地です。瀬戸崎から崎の湯付近にかけて広がる広大な岩盤地帯で、白浜観光では外せない人気スポットとして知られています。白い岩盤と青い太平洋が織りなす美しい風景は、多くの観光客を魅了し続けています。 また、千畳敷は円月島や三段壁とともに国の名勝「円月島(高嶋)・千畳敷・三段壁」に指定されており、さらに吉野熊野国立公園の一部にも含まれています。長い年月をかけて自然がつくり上げた壮大な地形は、まさに大自然の芸術作品といえるでしょう。 畳を千枚敷けるほど広い大岩盤 千畳敷という名前は、「畳を千枚敷け...»

三段壁

荒波刻む圧巻の断崖絶壁景観

荒波が刻み上げた壮大な断崖絶壁 三段壁は、和歌山県白浜町に位置する、太平洋に面した壮大な断崖絶壁の景勝地です。高さ約50メートル、南北におよそ2キロメートルにもわたって続くこの海岸は、荒々しい自然の力によって形づくられた圧巻の景観を誇ります。平草原の丘陵地がそのまま海へと切れ落ちるような地形は迫力に満ち、訪れる人々に強い印象を残します。 三層に見える独特の地形 三段壁という名称は、断崖が三層に重なっているように見えることに由来しています。長い年月をかけて波の浸食を受けた岩肌は複雑な表情を見せ、場所によって異なる層が現れることで、独特の景観を生み出しています。この地形は自然の造形美そのもの...»

三段壁洞窟

波音響く神秘の海蝕洞窟探検

波音と歴史が響き合う神秘の地下空間 三段壁洞窟は、和歌山県白浜町の名勝・三段壁の地下に広がる壮大な海蝕洞窟であり、自然の力と歴史ロマンが融合した魅力あふれる観光スポットです。地上の断崖絶壁からは想像もつかないほどダイナミックな地下空間が広がり、訪れる人々に驚きと感動を与えてくれます。波の侵食によって長い年月をかけて形成されたこの洞窟は、まさに大自然が生み出した芸術作品ともいえる存在です。 地下36メートルへ ― 洞窟探検の始まり 三段壁洞窟の見学は、専用のエレベーターを利用して地下へと降りるところから始まります。地上からわずか約24秒で地下36メートルの洞窟へ到達し、そこには非日常の世界...»

和歌山城

紀州の歴史を守る名城探訪

和歌山城は、和歌山県和歌山市一番丁に位置する日本を代表する名城のひとつです。虎伏山(とらふすやま)と呼ばれる標高48.9メートルの小高い山に築かれた平山城で、江戸時代には徳川御三家のひとつである紀州徳川家の居城として栄えました。現在は国の史跡に指定されており、和歌山市の象徴として多くの観光客に親しまれています。 和歌山城は、豊臣秀吉の命によって築かれ、その後浅野氏、そして紀州徳川家へと受け継がれていきました。戦国時代から江戸時代、そして現代へと続く壮大な歴史を持ち、和歌山の発展とともに歩んできた城です。 現在の城内は「和歌山城公園」として整備されており、復元された天守閣や歴史ある石垣、美し...»

神倉神社

巨岩に宿る神秘と絶景の聖地

和歌山県新宮市に鎮座する神倉神社は、熊野信仰の原点ともいわれる特別な聖地です。熊野三山の一つである熊野速玉大社の摂社でありながら、その歴史はさらに古く、神々が最初に降臨した地として語り継がれています。神倉山(権現山)の中腹に位置し、巨岩をご神体とする原始的な信仰の姿を今に伝える、全国的にも貴重な存在です。 熊野信仰発祥の地としての神聖な存在 神倉神社は、熊野の神々が最初に地上へ降り立った場所とされる、いわば熊野信仰の発祥地です。後に麓に社殿が造られた熊野速玉大社に対し、こちらは「元宮」とも称され、古代の自然崇拝の姿を色濃く残しています。 特に注目されるのが、山上に鎮座する「ゴトビキ岩」と...»

熊野速玉大社

熊野信仰の中心を巡る霊地旅

熊野速玉大社は、和歌山県新宮市に鎮座する由緒ある神社であり、熊野三山の一つとして広く知られています。熊野三山とは、熊野本宮大社、熊野那智大社、そして本社を指し、古来より多くの人々の信仰を集めてきた日本屈指の霊場です。 また、熊野速玉大社は全国に数千社ある熊野神社の総本宮とされ、熊野信仰の中心地として重要な役割を担っています。2004年には「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産に登録され、その歴史的価値と文化的意義が国際的にも高く評価されています。 創建の歴史と熊野信仰の広がり 熊野速玉大社の創建は非常に古く、神話の時代にまでさかのぼると伝えられています。もともとは、神々が最初に降...»

つぼ湯

世界で唯一の入浴できる世界遺産

つぼ湯は、和歌山県田辺市・湯の峰温泉に位置する歴史ある温泉であり、ユネスコ世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産の一部として登録されています。特筆すべきは、実際に入浴できる世界遺産としては世界で唯一の存在であるという点です。 約1800年の歴史を持つとされる湯の峰温泉の中心的な存在であり、古くから熊野詣の巡礼者にとって、心身を清める「湯垢離(ゆごり)」の場として重要な役割を果たしてきました。 歴史と熊野詣との深い関わり つぼ湯の起源は古代にまでさかのぼり、4世紀頃に発見されたと伝えられています。奈良時代や平安時代にはすでに知られた温泉地となり、歴代の上皇や貴族が行う熊野御幸によって...»

湯の峰温泉

日本最古の湯

日本最古の湯として受け継がれる癒しの聖地 和歌山県田辺市の山あいにひっそりと佇む湯の峰温泉は、約1800年という長い歴史を誇る、日本最古の温泉のひとつとして知られています。熊野の自然に抱かれたこの温泉地は、古来より熊野詣の旅人たちにとって身を清め、心身を癒す「湯垢離(ゆごり)の場」として重要な役割を果たしてきました。 静かな谷あいに広がる温泉街は、どこか懐かしい湯治場の風情を今に残し、訪れる人々にゆったりとした時間を提供してくれます。熊野の信仰と深く結びついたこの地は、単なる観光地ではなく、祈りと再生の文化が息づく特別な場所なのです。 約1800年の歴史と熊野詣との深い関わり 湯の峰温...»

仙人風呂

川の中に現れる冬限定の巨大露天風呂

和歌山県田辺市本宮町にある仙人風呂は、熊野本宮温泉郷を代表する冬の名物として全国的に知られている巨大露天風呂です。熊野川の支流・大塔川(おおとうがわ)をせき止めて造られるこの温泉は、自然そのものを湯船として利用した壮大な露天風呂であり、毎年多くの観光客や温泉ファンを魅了しています。 川湯温泉は、川底から温泉が湧き出すという全国的にも非常に珍しい温泉地です。その独特の地形を活かして誕生した仙人風呂は、まさに熊野の自然が生み出した奇跡の湯といえるでしょう。川のせせらぎを聞きながら湯に浸かり、昼は青空、夜は満天の星空を眺める時間は、都会では味わうことのできない贅沢なひとときです。 川湯温泉ならで...»

和歌山ラーメン

独特の食べ方と風習がめずらしい「中華そば」

和歌山市が誇るご当地グルメ 和歌山ラーメンは、和歌山県北部、特に和歌山市を中心に親しまれているご当地ラーメンです。地元では長らく「中華そば」や「中華」と呼ばれ、日常食として愛されてきましたが、1990年代後半以降に全国的な注目を集め、「和歌山ラーメン」という名称で広く知られるようになりました。 その特徴は、濃厚な豚骨の旨味と醤油の風味を合わせた豚骨醤油スープにあります。シンプルながら奥深い味わいは、観光客はもちろん地元の人々にも長年支持され続けています。和歌山を訪れる際には、必ず味わいたい名物料理のひとつです。 和歌山ラーメンの魅力と文化 和歌山ラーメンの最大の魅力は、店舗ごとに異なる...»

鯨の竜田揚げ(和歌山県)

太地町に受け継がれる鯨食文化の代表料理

鯨の竜田揚げは、和歌山県を代表する郷土料理のひとつであり、特に捕鯨の歴史と深い関わりを持つ太地町では、古くから親しまれてきた鯨料理です。ひと口大に切った鯨肉をしょうゆや生姜で下味を付け、片栗粉をまぶして香ばしく揚げるこの料理は、外はカリッと、中はしっとりとした食感が楽しめる人気の一品です。 現在では郷土料理として観光客にも親しまれていますが、その歴史は古く、日本人と鯨との長い関わりの中で育まれてきた食文化の象徴ともいえる存在です。 古くから受け継がれてきた鯨食文化 日本における鯨食の歴史は非常に古く、奈良時代の文献にも鯨肉の献上や贈答に関する記録が残されています。そのため、鯨を食べる文化...»

さばのなれ寿司

チーズのような香りと独特の風味。一度はまったらクセになるかも

和歌山に古くから伝わる郷土料理の一つ。800年以上の歴史があるとされ、昔から有田・日高地方の人々が秋祭りなど地域の行事食として作り、その技術を伝承してきた。サバをすし飯にのせ、あせの葉で巻いた後、すし桶にきっちり詰め、重しをかけ4日ほどおいて食べる。独特の香りを持つ「本なれ寿司」は、発酵されて表面にうっすらとカビが生えたものが旨いとされる。一般的な「早なれ寿司」は初めての人でも食べやすく、地元では中華そばなどと一緒に食べる習慣がある。他にも和歌山では、鮎やさんまを使ったなれずしも有名。...»

柿の葉寿司(和歌山県)

柿の葉のほのかな香りと、熟成されたネタ・甘めのシャリが絶妙

柿の葉寿司は、和歌山県の紀北地方を中心に受け継がれてきた伝統的な郷土料理です。 柿の葉のほのかな香りと、熟成された具材の旨み、そしてやや甘めに仕上げられた酢飯が絶妙に調和し、独特の風味を生み出しています。 見た目も美しく、柿の葉に包まれた一口サイズの寿司が木箱に整然と並ぶ姿は、お祝いの席やお土産としても人気があります。 保存食として生まれた歴史 柿の葉寿司は、柿の葉が持つ自然の殺菌作用を活かした保存食として生まれました。 柿の葉に含まれるタンニンには抗菌・抗酸化作用があるとされ、酢飯や魚の鮮度を保つ役割を果たしてきました。 そのため、冷蔵技術がなかった時代においても、比較的長く保存できる貴...»

精進料理(和歌山県)

高野山と、その食文化の歴史が垣間見える

和歌山県の高野山に点在する宿坊で味わえる植物性の素材のみで作られた料理。宿坊は、本来、修行中の僧侶が寝泊りする場所だったが、平安時代の寺社参詣の普及により、一般の参詣者を受け入れるようになって以来、大衆化が進み、現在では露天風呂を楽しめる宿坊まで見られるようになった。高野山の”精進料理”ではずせないのが高野豆腐とごま豆腐。この2品は肉食の戒めがある料理において、貴重な蛋白源となっており、宿坊によって味や見た目に様々な工夫がなされている。高野山の食文化の歴史を感じながら、味わってもらいたい。...»

サンマ寿司(和歌山県)

柑橘系の風味がついた酢の香りが食欲を誘う

熊野灘の荒潮でもまれて身が引き締まった脂の少ないサンマを丸々1匹使って作る和歌山県の郷土料理。新鮮なサンマの内臓と脊椎をとりのぞき、塩をふって1日置いたのち、ダイダイやゆずといった柑橘系の風味をつけた酢に漬ける。サンマが漬け終わったら、酢飯を巻いて形を整え、そのまま一晩置き、味を馴染ませてから食べる。”サンマ寿司”は酢の香りは強いが、柑橘系の風味が加わることによって、さっぱりとした味わいが心地よい。家庭によっては、サンマの腹にご飯をつめて数ヶ月発酵させ、なれ寿司にすることもあるようだ。...»

めはりずし

目を見張るほど大きな口を開けて食べる?郷土寿司

高菜の漬物をみりんやしょうゆなどで調味し、その高菜の葉でご飯を包む郷土寿司。高菜のシャキシャキとした歯応えと香りが、ご飯に良く合う。それぞれの家庭に受け継がれる高菜を使った懐かしいお寿司は「ふるさとおにぎり百選」や「おにぎり百選」にも選定されている。 山仕事や畑仕事の合間に食べる弁当として作り始めたのが起源とされる。名の由来は、「目を見張るほど大きな口を開けて食べる」、あるいは「目を見張るほどおいしい」ということから名付けられたなど諸説ある。当時は手短に食べ終えられるように大きく作られていたが、今では食べやすいように小さいサイズで作られている。お土産や駅弁としても有名で、各地の百貨店における...»

しらす丼(和歌山県)

カキ氷と見間違えるようなシラス丼

3月下旬から5月にかけて和歌山市や湯浅町で最盛期を迎えるシラス漁。友ヶ島から日ノ岬沖までの紀伊水道では、カタクチイワシやマイワシ、ウルメイワシの稚魚が水揚げされ、特に和歌山市加太や湯浅町は県内有数のシラス産地。湯浅町は「バッチ網」漁法で有名。網目が1mmほどの細かい網を使い、魚群を囲むこの方法が「バッチ網」と呼ばれている。 湯浅町では、シラス漁で県内一の水揚げ量を誇り、「しらす丼」が名物となっている。水揚げされた新鮮なシラスは、大釜で塩ゆでされ、その後よしずに広げて天日干し。これをごはんに載せて食べるのが「しらす丼」で、湯浅醤油や金山寺味噌を添えて楽しむこともある。釜揚げシラスは通年店頭に並...»

くえ鍋(和歌山県)

冬の名物のクエ料理の定番であり最も美味しいとされる食べ方

グロテスクな見かけとは違い、脂がのった美しい白身が、上品で深みのある味わいの高級魚クエ。ゼラチン質が豊富に含まれた皮やアラの味は一度食べると忘れられない味と言われる。そんなクエを隅々まで堪能するなら「クエ鍋」が一番。クエのアラから滲み出た旨味がダシ汁と調和し、上品なクエの身の美味しさを更に引き上げる。スダチやもみじおろし、きざみネギを好みで入れたポン酢でさっぱりと頂きたい。一通り食べ終わった後の鍋には良いダシがでているので、薄口の味付けをして溶き卵や刻みネギを加えれば絶品の雑炊も出来上がる。...»

なんば焼き

プリプリと弾力のある食感。噛み締めればじんわりと旨味が広がる

紀州熊野沖で獲れる新鮮なエソやグチの魚肉をすり身にして焼き上げた紀州田辺の代表的な特産品。伝統の蒲鉾製法を使い、魚の味を生かしながら調味を施して丹念に焼きしめた“なんば焼き”は淡白で上品な味わい。真ん中に日の丸のような焼き目が入り、なんばきび色をしていることから、あるいは、南蛮渡来の製法であることから「南蛮焼」と呼ばれ、紀南地方では高級蒲鉾の代名詞。歯ごたえを楽しむ為に1cm強ほどの厚めに切ってそのまま食べるのがお勧め。わさび醤油や海苔などをつけると一層美味しくなる。...»

御坊 せち焼き

「せちごうて!」の一言から生まれた名物料理

和歌山県御坊市の名物、”せち焼き”とは、焼そばを、小麦粉を使わずに卵だけで固め、お好み焼き状にまとめたものである。「せちがう」という御坊弁に由来し、約45年ほど前、和歌山県御坊市でお好み焼き屋を営み始めた「せち焼きの店 やました」が発祥店だ。もともとは駄菓子屋として鉄板焼きを提供しており、お客さんに「やきそば、卵でせちごうて」との注文を受け、試行錯誤して作ったのが始まりだったといわれている。ちなみに「せちがう」とは、御坊弁で「無茶苦茶にする」、「いじめる」といった意味である。...»

鮪 中とろ カツ丼

カツ丼風に仕上げられた、とろけるような食感が魅力の鮪丼

日本でも有数の鮪の水揚げ量を誇る那智勝浦町。漁獲高とともに、しっかりとした味に定評があるのがここで獲れる鮪の特徴だ。その中とろ部分をカツ丼のように見立てたのが、この鮪中とろカツ丼。サクッとした衣をかじると、レアで仕上げられたとろけるような柔らかみに出会う。食感による演出の後に鮪の旨みが広がっていくので、一度で2回愉しむことができるのが嬉しい。添えられた特製の土佐酢ジュレはあっさりとした味わいで、後味を爽やかなものにしてくれる。...»

ほねく

太刀魚を骨ごと潰したすり身は食感が良くて素朴な風味

太刀魚を骨ごとすり潰したすり身で作った和歌山の特産品“ほねく”。太刀魚が豊富に漁獲される紀州有田地方では「ほね天」の名前でも親しまれている。正式名称は「骨くり天ぷら」。新鮮な太刀魚の頭と内臓を取り除いき、洗浄して骨ごとミンチにする。摺りあがった身の形を整えて、約180℃の油で中心まで加熱してこんがり揚げて出来上がる。魚を骨ごと使用しているので、カルシウムも豊富でコリコリとした食感が楽しめる。そのまま酒の肴などで食べられる以外に、おでんダネに使われることもある。...»

梅うどん

果肉たっぷりの紀州南高梅を使用したうどん

うどんと梅干しの爽やかなコンビネーション。程よい塩分で仕上げた『うす塩味梅』と『しそ漬梅』。皮が薄く、果肉が厚い最高級南高梅を使った2種類の梅干しを、つるりとなめらかな喉ごしの梅うどんである。すがすがしい香りで食欲をそそる梅には、疲労回復や消化を助けてくれるクエン酸がたっぷり。気分をリフレッシュさせる効果があると言われている。うどんは冷・温どちらでもお好みで。麺の上に、うす塩梅をひと粒のせれば、すっきりとした酸味が、おいしさをより一層引き立つのである。...»

こんぶ巻梅

梅を包み込む極薄こんぶ。互いの風味がまじり合って生まれる味わい

塩分約8パーセントと、うす塩甘口な味に仕上げた紀州南高梅。それをひと粒ひと粒、函館産の白板昆布で丁寧に手巻きに。昆布は中の梅が透けて見えるほどに薄くスライスされており、とても柔らかい。薄いながらも歯ごたえがあるため、肉厚でジューシーな梅とともに食べると絶妙な食感を味わえる。昆布の風味を吸収した、梅の控えめなすっぱさは病みつきになること請け合いだ。酒のつまみやご飯のおかずのほか、お茶漬けに入れてもおいしい。...»

クジラ料理(太地)

捕鯨発祥の地で愛され続けるクジラ料理。しょうが醤油で食べる刺身は必食

紀伊半島の東に位置し、熊野灘に面した太地は、国内捕鯨の発祥の地といわれる港町。現在のクジラ漁には厳しい規制があるが、地元のクジラ文化を保護するために、国際捕鯨委員会の管轄外であるゴンドウクジラの漁が続けられているため、町ではおいしいクジラ肉の料理が食べられる。クジラの肉と皮(脂部分)を薄く切ってしょうが醤油をつけて食べる刺身は、身の味わいと脂の甘みが楽しめる代表的なクジラ料理。高タンパク源でありながら、低カロリーなクジラ肉は、健康的な食品として、未だに根強い人気を持っている。...»

笹寿司(和歌山県)

厳選した魚を香りのよい天然の笹で包んだ、昔ながらの本物の味

紀州の郷土料理の押寿司を天然の笹で包み、食べやすくした笹寿司。笹には殺菌作用があり、保存料を使わずに、寿司を保存することができる。「さばの笹寿司」は厳選した塩鯖を丁寧に骨抜きし、酸味が強すぎず、程よい甘さ加減に味付けされた逸品。香りのよい天然笹に包んだ昔ながらの本物の味は、子供から大人まで人気がある。 他には程よい甘味の酢飯と厳選鮭の相性が抜群の「しゃけの笹寿司」や紀州名物天然の太刀魚を贅沢に使用し、塩・酢・柚子のみで味付けした、さっぱりとした「たちうおの笹寿司」がある。...»

タチウオ料理(和歌山県)

脂がのった白身は刺身だけでなく調理にも最適の万能食材

タチウオ料理(太刀魚料理)は、和歌山県、特に有田市を代表する海の恵みを活かした郷土料理です。 銀白色に輝く細長い姿が特徴のタチウオは、その見た目から「太刀(刀)」に例えられ、全国的にも高級魚として知られています。 和歌山県は全国でも有数のタチウオの産地であり、紀伊水道の豊かな漁場を背景に、古くから多彩なタチウオ料理が育まれてきました。 有田市とタチウオ漁の歴史 和歌山県有田市は、タチウオの漁獲量が日本一を誇る地域として知られています。 特に箕島漁港が面する紀伊水道は、大阪湾からの海水と黒潮が交わる絶好の漁場であり、タチウオの回遊に適した環境が整っています。 この地域では古くからタチウオ専用...»

クジラ ユッケ

クジラの街、太地町の名物料理 ミンククジラの赤身ユッケが絶品

古くから捕鯨の文化がある和歌山県太地町。そこで食べられるクジラ料理のひとつが”クジラユッケ”だ。クセが少なく、肉質が柔らかいという特徴を持つ”ミンククジラ”の赤身は、特製のタレとよく絡めて、玉子の黄身などを混ぜるとまろやかな味になり、マグロや牛肉のユッケと比べてさっぱりとした味わいが楽しめる。好みによって、うずらの卵・ごま・ねぎなどを入れるのも良い。熱々のご飯にのせてユッケ丼にするのもオススメだ。...»

紀の川漬

大根の王様『紀州大根』をあっさり薄味で仕上げた伝統漬物

紀の川漬は、和歌山県を代表する漬物のひとつであり、紀州の豊かな自然と食文化から生まれた伝統的な名産品です。原料には、古くから和歌山県北部で栽培されてきた紀州大根(和歌山だいこん)が使用されており、その柔らかな肉質と瑞々しい食感を活かした上品な味わいが特徴です。 紀州大根が育んだ伝統の味 和歌山県北部の紀北地域は、水はけの良い肥沃な土壌と温暖な気候に恵まれ、古くから大根の栽培が盛んな地域として知られてきました。なかでも紀州大根は、肉質が柔らかく甘みが強いことから「大根の王様」とも呼ばれています。 この紀州大根は、江戸時代にはすでに栽培されていたと伝えられ、紀州藩の時代から地域の人々に親しま...»

ぶだい(イガミ)の煮付け

特有の磯の風味が魅力的。旨味が溶け込んだ煮こごりがまた美味

和歌山県南部に位置する紀南地方の代表的な磯魚「イガミ」。赤褐色で丸々とした魚で和名は「ぶだい」。いかめしい顔つきだから「武鯛」、クルクル舞うように泳ぐから「舞鯛」とも言われる。夏は甲冑類などを餌とし、冬には海草を主に食べる魚で旬は秋~冬。刺身や干物としても重宝されているが、中でも“ぶだいの煮付け”は紀南地方では昔から祭りや正月にはなくてはならないお頭つきの煮魚の一品。煮こごりとともに食べると磯の香りとこの魚独特の味わいのある大変美味しい魚料理。...»

小鯛 雀寿し(駅弁)

上品な味わい小鯛の押し寿司

桜色が映える小鯛の風味を生かし、上品な味に仕上がった一品。引き締まって弾力がある大ぶりの小鯛には半分に切り込みが入り、シャリも半分ずつに分けられている。絶妙な塩味が付いており、醤油なしでそのまま食べる。...»

和歌山県産 はも

吸い物やお造り、定番のはもちりではもの上品な味わいを堪能

紀伊水道のきれいな海流の循環がある和歌山沿岸で獲れるはもは、皮がやわらかく非常に食べやすくて絶品。はもは、その細長い見た目の通り大きく分けるとうなぎやアナゴと同じ仲間に属し、上品な味わいでくせもなく大変美味。暖かくなってからの6~8月あたりまでが旬であるとされる。開いて骨切りしたはもをさっと熱湯に通し氷水に落とした「はも落とし(はもちり)」は、上品で淡白な白身にあっさりした梅肉が絡んで何とも爽やかな味わい。包丁を入れた部分が花のように開いた姿も芸術的。天ぷらや吸い物などもお勧めの料理。 旬     6月 7月 8月 ...»

和歌山県産 マグロ

鮮度が違う天然の生マグロ。活け締め処理で品質も抜群

マグロの水揚げが日本一の那智勝浦町(平成14年度)。地域ブランドとなっている「紀州勝浦産生マグロ」は、100%はえ縄漁船によって漁獲された天然マグロであり、漁獲したマグロを一本一本丁寧に活け締め処理をした後、船内において冷水保存(氷温)することにより、漁獲された直後の新鮮さと品質を保っている。勝浦漁協魚市場に水揚げされるのは、くろまぐろ、めばちまぐろ、きはだまぐろ、びんながまぐろの4種類。本マグロ以外は周年水揚げるものの、どの種類も冬場の方が脂がのって美味しいと言われる。 旬 12月 1月 2月 3月...»

和歌山県産 くじら

低カロリーで低脂肪、そして美味しい。三拍子揃ったくじらの肉

和歌山県太地町は、古式捕鯨発祥の地として名高く、1606年にこの地の豪族・和田頼元が組織的な捕鯨を始めたとされている。古くから日本人に食べられてきたくじらも、現在では貴重な食材となっているが、低カロリーで低脂肪、さっぱりとして美味しいということから再び注目を集めている。食べ方には色々あるが、地元のお勧めはくじらの肉と皮(脂部分)を薄く切り、合わせて頂くお刺身。生姜醤油で頂くのが定番だが、地元熊野地方では、ほんのり柚の香りがする、柚ポン酢で頂くこともある。その他、竜田揚げやハリハリ鍋なども絶品。 旬     9月 10月 11月 ...»

和歌山県産 うつぼ

グロテスクな見た目とは対照的に上品な味わいの南海の珍味

海のギャングとも言われるが、透き通るように美しい上質の白身で弾力があり、上品でさっぱりとした味のウツボ。鍋、たたき、唐揚げなど調理方法も多彩。冬場に多く漁獲され、干物にするため三角に開かれた状態のウツボが寒風に揺れている様子は紀南地方の風物詩。干したものを揚げ煮にした佃煮は名産品の一つ。良質のタンパク質、カルシウム、鉄分が多く、特に身と皮の間のゼラチン質には天然のコラーゲンを多く含む。また、肌の老化防止、滋養強壮、体内の解毒作用に効果があるとも言われている。 旬 10月 11月 12月 1月 2月 3月...»

和歌山県産 鮎

季節ごとに違った美味しさがある年魚。DHAなど栄養も豊富

和歌山県のあゆ養殖は豊富な河川伏流水を利用して紀の川、富田川を中心に発展してきた。県内の生産者が天然あゆに近づけるため、えさ等にこだわりを持ち努力し続けた結果、安心安全はもちろん優れた品質のあゆが漁獲できるようになった。美味しさと姿の美しさから「川魚の王様」の異名をとる鮎は年魚として知られ、春~初夏にかけては若あゆ、盛夏に旬を迎え、また秋には子持ちあゆと、季節の変化とともに成長するあゆを楽しむことができる。塩焼きやあらいは定番で美味しい鮎料理。郷土料理の「鮎のなれずし」も是非味わってみたい一品。 旬     6月 7月 8月 ...»

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