その日、海で採れた新鮮なシラスを厚釜で釜茹でして30~1時間ほど、天日干しにしたもの。食感は、釜揚げシラスと天日干しちりめんの間くらいの感触。この食感が忘れられなくなる人は多い。創業が明治32年の老舗、まるとも海産では、まず新鮮で良質なシラスを市場で仕入れる。次に新鮮なままシラスを高温の厚釜で躍らせる茹でる。この時に使用する塩は、赤穂の塩。こだわりの塩である。「天日干ししらす」というからには、乾燥には機械を使わない。昔ながらの製法にこだわり、完全に太陽の光のみに頼った天日干しである。機械乾燥と違い、天日干しにすると旨みが段違いである。無添加・無着色の体に優しい、安全で美味しいのが「天日干ししらす」なのだ。