和歌山県

Wakayama

和歌山県の観光におすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

和歌山 観光ガイド

和歌山県の観光・旅行 Info

高野山(こうやさん)

世界遺産に登録された聖地

高野山は、弘法大師空海によって開かれた真言密教の聖地であり、ユネスコの世界遺産にも登録されています。標高およそ800mの山上に位置し、金剛峯寺(こんごうぶじ)をはじめとする117の寺院が点在しています。

おすすめポイント

・歴史ある仏教建築に触れられる
・宿坊に泊まって精進料理を味わえる
奥の院では静寂の中で心を整えられる

白浜温泉(しらはまおんせん)

関西屈指のリゾート地

白浜温泉は日本三古湯のひとつに数えられる歴史ある温泉地です。透き通るような海と白砂のビーチも人気で、アドベンチャーワールドなどの観光施設も充実しています。

おすすめポイント

・海辺の露天風呂で絶景を満喫
・パンダに会えるアドベンチャーワールド
円月島など夕日の名所が多数

熊野古道(くまのこどう)

神秘的な巡礼の道

熊野古道は、紀伊半島を横断して熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)へと続く古道で、2004年に世界遺産に登録されました。古来より多くの人々が祈りを捧げながら歩いた霊験あらたかな道です。

おすすめポイント

・神々しい雰囲気の山道
・途中にある温泉地(湯の峰温泉川湯温泉)で癒される
・歴史的な石畳や社が随所に現れる

那智の滝(なちのたき)

日本一の落差を誇る名瀑

那智の滝は、落差133mを誇る日本一の名瀑で、熊野那智大社の神域に位置しています。滝と一体となった那智山青岸渡寺の風景は非常に美しく、写真スポットとしても有名です。

おすすめポイント

・霊験あらたかなパワースポット
・荘厳な滝の音と自然に癒される
・歴史ある三重塔とのコラボ風景が人気

友ヶ島(ともがしま)

“ラピュタの島”として話題に

友ヶ島は、加太港から船で約20分の距離にある無人島群で、明治時代の要塞跡が残されています。その幻想的な風景から「天空の城ラピュタ」のようだとSNSで人気が高まっています。

おすすめポイント

・探検気分で歩ける廃墟の要塞跡
・自然と歴史が融合した独特の雰囲気
・春から夏はハイキングや写真撮影に最適

和歌山城

和歌山のシンボル

和歌山城は、徳川御三家のひとつ、紀州徳川家の居城として栄えた城です。現在の天守閣は1958年に再建されたもので、城内の博物館や、西の丸庭園(紅葉渓庭園)などが見どころです。

おすすめポイント

・市街地からアクセス良好
・歴史と自然が調和した城跡公園
・春は桜の名所としても人気

和歌山県のグルメガイド

紀州梅干し(きしゅううめぼし)

塩味と旨味が絶妙な伝統の味

紀州梅干しは、和歌山県の特産品であり、南高梅(なんこううめ)という大粒で果肉の柔らかい品種が使われています。高品質な塩と赤紫蘇で丁寧に漬け込まれ、昔ながらのしょっぱさと深い旨味が特徴です。

おすすめブランド

・五代庵
・中田食品
・紀州南高梅本舗

和歌山ラーメン

豚骨醤油がクセになる地元の味

和歌山ラーメンは、濃厚な豚骨醤油スープとストレート中細麺が特徴です。地元ではラーメンと一緒に「早すし(さばの押し寿司)」を食べるのが定番スタイルです。

人気店

井出商店(和歌山市)…行列必至の有名店
山為食堂(和歌山市)…スープにコクあり
まるイ(海南市)…老舗の味を今に伝える

生まぐろ(那智勝浦港)

全国屈指の水揚げ量を誇る

那智勝浦漁港は、生まぐろの水揚げ量が日本一を誇る港として知られています。とくにもちもちとした食感と濃厚な赤身が特徴で、現地で味わう刺身や寿司は格別です。

おすすめ店舗

桂城(かつらぎ)(那智勝浦町)…まぐろづくし定食が名物
まぐろ三昧那智(道の駅なち)…地元直送の鮮魚を味わえる

めはり寿司

南紀名物の手軽な郷土料理

めはり寿司は、高菜の葉で酢飯を包んだ素朴な郷土料理で、熊野地方で昔から親しまれてきました。目を見張るほど大きなサイズからこの名前が付いたといわれています。

おすすめ販売店

・道の駅「熊野古道中辺路」
・紀州南高梅館の物産コーナー

柑橘類(みかん・じゃばら・甘夏など)

太陽と海風が育んだ絶品フルーツ

和歌山県はみかんの生産量全国1位を誇り、有田みかんをはじめ、じゃばら(花粉症対策でも話題)や甘夏など多種多様な柑橘が楽しめます。フルーツ狩りも人気です。

購入できる場所

・JAありだ直売所
・とれとれ市場(白浜)
・湯浅ワイナリー直売店(柑橘ワインも販売)

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人気のレストラン・グルメスポット

とれとれ市場 南紀白浜

地元食材が一堂に会する大型市場

とれとれ市場は、白浜町にある巨大な海産物市場で、新鮮な魚介や和歌山県の特産品が並んでいます。市場内の飲食エリアでは、寿司、海鮮丼、BBQなどが楽しめます。

おすすめグルメ

・生まぐろ丼
・海鮮BBQ
・柑橘ソフトクリーム

黒潮市場(和歌山市)

マグロの解体ショーが人気

和歌山マリーナシティにある黒潮市場では、新鮮なまぐろや魚介をその場で味わえます。毎日開催されるまぐろの解体ショーも迫力満点です。

おすすめメニュー

・マグロ寿司盛り合わせ
・和歌山ラーメン
・干物や土産物も豊富

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和歌山県のお土産おすすめ

南高梅関連商品

梅干しのほかにも、梅酒、梅ジャム、梅ゼリーなどの加工品が充実しています。おしゃれな瓶詰めは贈り物にも喜ばれます。

柑橘スイーツ

有田みかんジュース、じゃばらゼリー、柑橘バウムクーヘンなど、さわやかな味わいのスイーツが人気です。

湯浅醤油(ゆあさしょうゆ)

湯浅町は醤油発祥の地とされ、木樽で熟成された醤油は深みのある味わい。手土産としても非常に好評です。

和歌山電鉄「たま駅長」グッズ

かわいらしい猫の駅長で知られる「たま駅長」のグッズは、子供から大人まで幅広く人気です。貴志駅や駅売店などで購入可能です。

和歌山県の季節の祭り・イベント

那智の火祭(熊野那智大社)

巨大なたいまつで迎える御神体の神輿渡御

那智の火祭(那智大社御火祭)は、毎年7月14日に那智勝浦町の熊野那智大社で行われる、熊野三山を代表する神事のひとつです。重さ50kgを超える巨大なたいまつが12本使われ、石段を神輿が下る壮大な光景は圧巻です。

特徴

・世界遺産・熊野那智大社の神事
・火の粉が舞い上がる幻想的な演出
・観光客にも人気の迫力ある伝統行事

粉河祭(こかわまつり)

江戸時代から続く勇壮な夏祭り

粉河祭は、紀の川市にある粉河寺の門前町で開催される伝統的な祭りで、毎年7月末の土・日に実施されます。勇壮なだんじり(山車)が町中を練り歩き、夜には灯りがともされて幻想的な雰囲気となります。

特徴

・だんじりの掛け声と太鼓が響き渡る
・商店街がにぎわい、屋台も多数出店
・住民の熱気が感じられる地域密着型の祭り

御燈祭(ごとうさい)

白装束の男たちが炎を抱いて駆け下る奇祭

御燈祭は、2月6日に新宮市の神倉神社で行われる火祭りで、全国でも珍しい冬の火祭りとして知られています。約1,500人の白装束の男たちが松明を手に持ち、538段の石段を一気に駆け下りる様子は非常に迫力があります。

特徴

・命がけのスピードと熱気に満ちた行事
・女人禁制の神聖な神事(見学は可能)
・地元の人々が世代を越えて守る伝統

田辺祭(たなべまつり)

紀南地方の代表的な曳き山行列

田辺祭は、7月24日・25日に開催される田辺市の伝統行事で、紀南随一の山車祭りとされています。豪華に装飾された「おんな山(山車)」と呼ばれる山車が市内を練り歩き、町は華やかさと熱気に包まれます。

特徴

・紀伊半島南部最大級の山車祭り
・山車の装飾が美しくインスタ映え
・夜は提灯で照らされ幻想的に

串本まつり

花火と海の町の魅力が光る夏の祭典

串本まつりは、南紀の漁師町・串本町で開催される夏祭りで、毎年8月上旬に実施されます。約3,000発の花火が夜空を彩り、地元の伝統芸能やパレードなども行われる地域密着型のお祭りです。

特徴

・海辺で観賞する大迫力の花火大会
・地元グルメや特産品の出店が充実
・港町ならではのにぎやかで温かい雰囲気

和歌祭(わかまつり)

徳川家ゆかりの和歌山城祭り

和歌祭は、毎年5月中旬に行われる紀州東照宮の例大祭で、紀州徳川家の伝統を今に伝える華やかな時代行列が見どころです。甲冑を身に着けた武士や豪華絢爛な衣装の神輿隊など、まるで歴史絵巻のような風景が広がります。

特徴

・和歌山城下での大規模な行列
・歴史好きにはたまらない演出多数
・紀州藩の文化を肌で感じられる

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和歌山県ならではの特徴的な文化・風習

熊野信仰と修験道

和歌山県は、古来より熊野三山(熊野本宮大社、熊野那智大社、熊野速玉大社)を中心とした熊野信仰の聖地です。修験道(しゅげんどう)の行者たちが厳しい山道を歩きながら祈りを捧げた文化が今も息づいており、多くの参拝者が熊野古道を歩いて心を整えています。

温泉と食文化の融合

湯の峰温泉などでは、温泉卵や湯豆腐、めはり寿司など、温泉地ならではの料理が楽しめます。また、湯筒(ゆづつ)と呼ばれる源泉の熱を利用した料理文化が受け継がれています。

パンダと和歌山

白浜のアドベンチャーワールドは、日本で最もパンダの繁殖実績が高く、“パンダの聖地”として知られています。子パンダの誕生イベントや名前公募も地元の大きな話題となります。

和歌山県の気温・天候

和歌山県は本州の南部、紀伊半島の西側に位置し、太平洋に面した温暖多雨な気候が特徴です。北部(和歌山市周辺)は瀬戸内海式気候に近く、比較的穏やかな気候であるのに対し、南部(串本町・那智勝浦町など)は太平洋気候の影響を強く受け、雨や台風が多くなる傾向があります。

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季節ごとの気候と気温

春(3月~5月)

心地よい気候と桜の季節

春の和歌山は徐々に暖かくなり、日中の最高気温は15〜25℃程度になります。3月はまだ肌寒い日もありますが、4月には桜が咲き誇り、5月になると初夏の陽気を感じる日もあります。

観光のポイント

・服装は薄手のジャケットやカーディガンがおすすめ
・桜の名所:紀三井寺、和歌山城、根来寺など

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梅雨(6月中旬~7月中旬)

雨量が多く湿度が高い時期

和歌山県は全国的にも降水量が多い地域のひとつで、梅雨の時期には1か月で300〜500mmの雨が降ることもあります。湿度が高く、ムシムシとした体感が特徴です。

観光の注意点

・雨具(折りたたみ傘やレインコート)を常備
・滑りやすい山道や古道では防水のトレッキングシューズが安心
・那智の滝などは水量が増え、迫力ある姿が見られることも

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夏(7月中旬~9月上旬)

高温多湿で台風シーズンに突入

和歌山県の夏は気温が30℃を超える日も多く、特に内陸部や市街地では熱中症に注意が必要です。南部は海風があるため若干涼しさを感じることもありますが、湿度が高く蒸し暑い日が続きます。

台風への備え

8月〜9月は台風が接近・上陸しやすい時期であり、南部沿岸地域(特に串本町・白浜・那智勝浦)は強風・大雨に見舞われることがあります。
・旅行前には天気予報や交通情報のチェックが欠かせません。

おすすめの服装と対策

・通気性の良い半袖シャツや帽子
・UV対策(サングラス・日焼け止め)
・海水浴場(白良浜など)では水分補給と熱中症対策を徹底

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秋(9月中旬~11月)

気温が下がり快適な観光シーズン

秋の和歌山は残暑が9月中旬まで続くものの、10月には気温が落ち着き、15〜22℃前後の過ごしやすい気候になります。紅葉やハイキングに最適な時期で、熊野古道や高野山周辺も人気が高まります。

観光のポイント

・服装は長袖シャツや軽めの上着が最適
・11月には朝晩冷え込む日もあるため薄手のセーターも用意すると安心
・紅葉の名所:高野山、龍神スカイライン、紀美野町など

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冬(12月~2月)

比較的温暖だが北部内陸では寒さも

和歌山県の冬は、沿岸部では温暖で積雪がほとんどない一方で、北部の高野山など標高の高い地域では氷点下になることもあり、雪も降ります日中の気温は10℃前後で、風が冷たく感じられる日もあります。

防寒対策

・沿岸部:コートやダウンジャケットが必要
・高野山・龍神温泉:手袋・マフラー・厚手の上着が必須
・温泉地では湯冷めしないよう着替えや羽織ものを持参

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雨・台風・気象災害に関する特徴

年間降水量が多い地域

和歌山県は、日本有数の多雨地域としても知られ、特に南部(那智勝浦・古座川・串本)は年間で3,000mm以上の降水量となる年もあります。梅雨と台風の影響で局地的豪雨が発生することもあるため、旅行前の天気予報チェックは重要です。

台風の通過ルートにあたりやすい

太平洋に面する地形のため、7月〜10月には台風が接近・上陸することがあります。高潮・土砂災害・河川の増水などが起こりやすく、山間部の道路が通行止めになることもあります。

気象情報のチェックを

旅行前や滞在中は、気象庁・和歌山県防災サイト・観光施設公式SNSなどで、リアルタイムの気象・交通情報を確認することが重要です。

和歌山県へのアクセス

本州南部の観光地・和歌山県へ行くには

和歌山県は本州の南端、紀伊半島の西側に位置しており、大阪からのアクセスが非常に便利です。鉄道・自動車・飛行機・高速バスなどさまざまな手段でアクセス可能です。

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主要都市からのアクセス

大阪方面から

大阪市内(天王寺・なんば)から和歌山市へは電車で約1時間と、非常にアクセスしやすい立地にあります。

主なアクセス手段

JR阪和線:天王寺駅 → 和歌山駅(特急くろしおで約1時間)
南海本線:なんば駅 → 和歌山市駅(急行で約1時間10分)
・車の場合:阪和自動車道経由で大阪市内から約1時間30分

東京方面から

東京から和歌山までは新幹線と在来線特急を組み合わせて約4時間が目安です。

主なアクセス手段

新幹線:東京駅 → 新大阪駅(約2時間30分)
特急くろしお:新大阪駅 → 和歌山駅(約1時間30分)
・飛行機利用の場合:羽田空港 → 関西国際空港(約1時間)、その後電車で和歌山へ

名古屋・中部地方から

名古屋から和歌山へのアクセスは、車または高速バス、あるいは特急電車の乗り継ぎが一般的です。

主なアクセス手段

・近鉄・JR利用:名古屋駅 → 大阪(新大阪・天王寺)→ 和歌山
・車:伊勢自動車道・阪和自動車道経由で約3〜4時間

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空路でのアクセス

関西国際空港(KIX)から和歌山県へ

関西国際空港は和歌山県との県境に近く、最寄りの国際空港です。海外・国内ともに多くの便が発着しており、和歌山県への玄関口として利用されています。

空港からのアクセス方法

JR特急くろしお:関空駅 → 和歌山駅(直通約30分)
リムジンバス:関空 → 和歌山市(約40分)
・レンタカーも空港内で利用可能

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和歌山県内の移動手段

県内を快適に巡るために

和歌山県は広く、観光地が各地に点在しているため、エリアに応じた移動手段の選択が重要です。

JR西日本(紀勢本線・阪和線・和歌山線)

和歌山市・海南市・白浜町・新宮市など海沿いの観光地を結ぶ路線で、特急くろしおが運行しています。

南海電鉄

和歌山市と高野山を結ぶ南海高野線・南海加太線が観光客に人気です。特に高野山へ向かう「天空」列車は旅情を楽しめる特別車両です。

路線バス・観光バス

・和歌山市内や高野山、熊野古道周辺には路線バスやコミュニティバスが運行されています。
・白浜温泉やアドベンチャーワールド周辺には観光バスや周遊バスもあります。

レンタカー・自家用車

公共交通機関が少ない山間部や秘境(龍神温泉・熊野本宮大社・那智勝浦など)を巡るにはレンタカーの利用がおすすめです。

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和歌山県内の主要観光地とアクセス例

高野山(こうやさん)

・南海高野線「極楽橋駅」からケーブルカーで高野山駅へ
・その後、路線バスで奥之院や金剛峯寺などへ移動

白浜温泉・アドベンチャーワールド

・JR特急くろしお:新大阪駅 → 白浜駅(約2時間30分)
・白浜駅から路線バスやタクシーで各施設へ

熊野古道・熊野本宮大社

・JR紀勢本線:新宮駅または田辺駅下車
路線バスで熊野本宮や那智の滝へアクセス(本数が少ないため要確認)

和歌山県の移動手段

和歌山県は、自然豊かな山間部や海岸沿いに観光地が点在しており、移動手段の選択は旅の充実度に大きく関わります。鉄道やバス、レンタカーをうまく活用することで、効率的に観光を楽しむことができます。

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鉄道による移動

JR西日本の路線

和歌山県内にはJR西日本の路線が広く張り巡らされており、沿岸部を中心に重要な観光地を結んでいます。

主な路線
特急列車「くろしお」

新大阪・天王寺と白浜・新宮を結ぶ特急「くろしお」は、和歌山県観光の主力列車です。快適な座席と車窓からの風景も魅力です。

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南海電鉄

大阪・なんば駅から和歌山県内へのアクセスに便利な私鉄で、特に高野山へ行く際に重要な路線です。

主な路線

高野山へは「こうや号」「天空」といった観光列車もあり、旅気分をより盛り上げてくれます。

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バスによる移動

路線バス

鉄道が通っていない山間部や観光地では、路線バスが重要な移動手段になります。運行本数が少ない地域もあるため、事前の時刻確認が必須です。

主なバス事業者

観光バス・周遊バス

一部の観光地では、観光客向けの周遊バスも運行されています。主要観光地を効率よく回ることができ、乗り放題パスなどもあります。

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レンタカー・自家用車

自由度が高く、山間部や秘境に最適

和歌山県は鉄道やバスが行き届いていない地域も多く、レンタカーが非常に便利です。特に熊野古道、龍神温泉、山岳寺院などを巡るには、車の移動が効率的です。

主要なレンタカー営業所

・和歌山駅、白浜駅、新宮駅などのJR主要駅周辺
・関西国際空港内にも複数のレンタカー会社あり

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タクシー

短距離の移動やバスの補完に便利

地方部ではタクシーも重要な移動手段です。駅や観光施設前に常駐していることも多く、バスの本数が少ない場所や急な移動に役立ちます。

注意点

・料金は都市部よりやや高めの場合もあり
・地方では予約が必要なこともあるため、電話番号を控えておくと安心です

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移動手段の組み合わせの工夫

おすすめの組み合わせ例

鉄道+バス+徒歩での移動が、自然や歴史を楽しむ旅には最適です。

例1:熊野古道めぐり

新宮駅まで特急 → 路線バスで本宮大社 → 徒歩で中辺路の一部をトレッキング

例2:白浜観光

特急くろしおで白浜駅 → レンタカーで温泉・海岸・アドベンチャーワールド巡り

和歌山県の観光コース

和歌山県は、高野山の神秘的な世界遺産から、熊野古道の歴史ある霊場白浜のリゾート地まで多彩な観光スポットに恵まれています。ここでは、旅行者の目的に応じたモデルコースを日程別にご提案いたします。

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1泊2日:高野山と和歌山市内を巡る文化・歴史コース

【1日目】世界遺産・高野山めぐり

アクセス

南海電鉄なんば駅 → 橋本駅 → 極楽橋駅 → ケーブルカー → 高野山駅

訪問スポット
宿泊

宿坊体験がおすすめ。精進料理と朝のお勤めで特別な体験を。

【2日目】和歌山市の城下町と港町の風情を満喫

訪問スポット
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2泊3日:白浜温泉と熊野古道を巡る自然と癒やしのコース

【1日目】白浜の温泉と海辺のリゾートを堪能

アクセス

特急くろしお(新大阪駅 → 白浜駅:約2時間30分)

訪問スポット
宿泊

白浜温泉の旅館やホテルで絶景露天風呂を楽しむ。

【2日目】熊野古道・中辺路ハイキング

訪問スポット

【3日目】那智勝浦と那智の滝

アクセス

本宮 → 那智 → 勝浦(路線バスまたはレンタカー)

訪問スポット
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日帰り:気軽に楽しめる和歌山観光コース

モデル1:加太と友ヶ島探訪

アクセス

南海和歌山市駅 → 加太駅 → 加太港から船で友ヶ島へ

見どころ

モデル2:紀三井寺とマリーナシティ

見どころ
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観光のヒント

移動手段の工夫で快適な旅を

和歌山県は広いため、鉄道+レンタカーやバスを上手に組み合わせるのがポイントです。公共交通が少ないエリアもあるため、計画的な移動スケジュールが重要です。

観光パスやフリーチケットの活用

高野山・熊野エリア観光きっぷ(南海・JR・バス共通)
和歌山電鉄貴志川線1日フリーきっぷ
白浜周遊バス券 などが便利です。

和歌山県