和歌山県 > 那智勝浦・新宮・本宮 > cafe るんた

cafe るんた

廃校を活用した温かな交流の場

cafe るんたは、和歌山県新宮市熊野川町九重にある旧九重小学校をリノベーションしたカフェです。かつて地域の子どもたちの学び舎だった校舎を活用し、現在は地元の人々や観光客が集う憩いの場として親しまれています。懐かしさを感じる校舎の雰囲気を残しながら、温かみのある空間へと生まれ変わっています。

地元食材とオーガニックにこだわった料理

カフェでは、地元で採れた食材やオーガニック素材を使用した料理やお菓子が提供されています。メニューは動物性食材を使用しないヴィーガンスタイルが特徴で、素材本来の優しい味わいを楽しむことができます。

人気のメニューには、地元野菜を使ったランチや焼き菓子などがあり、自然豊かな熊野の恵みを感じられる内容となっています。ゆったりとした時間の中で、身体にも心にも優しい食事を味わえるのが魅力です。

Bookcafe KUJUとしての歩み

この場所は、かつて「Bookcafe KUJU」として親しまれていました。廃校となった九重小学校を改装し、カフェと本屋を融合させた空間として2013年にオープンしました。京都の書店「ホホホ座」や「ガケ書房」の協力を受け、本や雑誌が並ぶ独特の文化空間として多くの人々を惹きつけました。

店内には、思想や暮らし、アウトドア、サブカルチャーなど幅広いジャンルの書籍が並び、静かな山あいの集落に新しい文化交流の場が生まれました。また、地元作家による雑貨販売やワークショップなども不定期で開催され、地域と外から訪れる人々をつなぐ役割を果たしています。

豪雨災害からの復興と地域の想い

2011年の紀伊半島豪雨では、熊野川町九重地区も大きな被害を受けました。旧九重小学校の校舎も浸水し、一度は取り壊しが決まっていました。しかし、地域に移住した若者たちが「この場所を残したい」という強い思いを持ち、校舎を改修してカフェとして再生する提案を行いました。

当初は地域住民の間にも不安の声がありましたが、災害復興に尽力していた若者たちの姿勢に共感が広がり、次第に応援する声が増えていきました。地域の人々と交流を重ねながら改修が進められ、ついにBookcafe KUJUが誕生しました。

この場所は単なるカフェではなく、災害から立ち上がった地域の絆や、新しいまちづくりの象徴ともいえる存在です。

懐かしい校舎で過ごす特別な時間

校舎内には、かつて実際に使われていた机や椅子も活用されており、どこか懐かしい雰囲気が漂います。木造校舎ならではの温もりを感じながら、本を読んだり、ゆっくり食事を楽しんだりと、思い思いの時間を過ごすことができます。

熊野古道や熊野川観光とあわせて訪れるのもおすすめです。豊かな自然と静かな山里の風景の中で、地域の歴史や人々の想いに触れられる、心温まるスポットとなっています。

所在地

和歌山県新宮市熊野川町九重315
旧九重小学校内

Information

名称
cafe るんた

那智勝浦・新宮・本宮

和歌山県