有田・御坊には熊野古道、森林公園、鹿島などの観光スポット、七夕まつり、軽トラ市、泣き相撲などの観光イベント、釜揚げしらす、笹寿司、はちみつ梅などのご当地グルメがあります。
有田といえばみかんが有名である事は、間違いありません。このエリアは和歌山県中部に属し、有田川沿いの紀伊水道に面したエリアです。
この水源から美味しいみかんができています。御坊は南に太平洋を望む南国気分が味わえる景色の美しいエリアです。和歌山の海岸線の注意雨に位置する日高川の河口周辺のエリアです。吉野古道にも通じています。
有田は「みかん山」で、みかん狩りが体験できるところもあり、ジュースにして試飲ができる施設もあります。塩焼きが美味しい「太刀魚」ですが、日本で最も太刀魚の水揚げ量が多い、「箕島漁港」は新鮮な太刀魚が毎日水揚げされます。
また夜のショーとして有名なのが、700年の歴史を持ち、全国でも珍しい、徒歩漁法で行われる有田川の「鵜飼いショー」です。毎年夏の風物詩で、多くの観光客で賑わいます。「仁平寺」はあじさいで有名なお寺で、別名「あじさい寺」とも言われています。
御坊はカスミソウの名産地で、施設栽培も盛んな事から、安定した生産が可能になっており、全国屈指の生産量を誇っています。また古い言い伝えで、「九海士の里」で生まれた宮子は文武天皇の妃になった事でも有名な話です。
このエリアは行楽で来る観光客が多いのですが、「御坊総合運動公園」は家族連れで楽しめる、大変広い公園となっています。中にはアスレチックなどの設備もあり、子供にはうれしい設備が目白押しな施設と言えるでしょう。
またプラネタリウムが利用できる「天文公園」は、天体ショーを見る事ができ、非常に人気の高い観光スポットとなっています。
御坊といえば「せち焼き」が有名です。関西発祥ですが、もんじゃの様な風貌なのが珍しい、ごぼうのB級グルメを代表するご当地グルメです。
その他にもこのエリアも紀伊半島海岸線に特有な黒潮の影響を受けた外遊魚がとても人気で、寿司店は軒並み頬が落ちる程の美味しい味を堪能する事ができます。車での移動が効率よく、散策も効率よく行えるでしょう。
和歌山に古くから伝わる郷土料理の一つ。800年以上の歴史があるとされ、昔から有田・日高地方の人々が秋祭りなど地域の行事食として作り、その技術を伝承してきた。サバをすし飯にのせ、あせの葉で巻いた後、すし桶にきっちり詰め、重しをかけ4日ほどおいて食べる。独特の香りを持つ「本なれ寿司」は、発酵されて表面にうっすらとカビが生えたものが旨いとされる。一般的な「早なれ寿司」は初めての人でも食べやすく、地元では中華そばなどと一緒に食べる習慣がある。他にも和歌山では、鮎やさんまを使ったなれずしも有名。...»
グロテスクな見かけとは違い、脂がのった美しい白身が、上品で深みのある味わいの高級魚クエ。ゼラチン質が豊富に含まれた皮やアラの味は一度食べると忘れられない味と言われる。そんなクエを隅々まで堪能するなら「クエ鍋」が一番。クエのアラから滲み出た旨味がダシ汁と調和し、上品なクエの身の美味しさを更に引き上げる。スダチやもみじおろし、きざみネギを好みで入れたポン酢でさっぱりと頂きたい。一通り食べ終わった後の鍋には良いダシがでているので、薄口の味付けをして溶き卵や刻みネギを加えれば絶品の雑炊も出来上がる。...»
和歌山県御坊市の名物、”せち焼き”とは、焼そばを、小麦粉を使わずに卵だけで固め、お好み焼き状にまとめたものである。「せちがう」という御坊弁に由来し、約45年ほど前、和歌山県御坊市でお好み焼き屋を営み始めた「せち焼きの店 やました」が発祥店だ。もともとは駄菓子屋として鉄板焼きを提供しており、お客さんに「やきそば、卵でせちごうて」との注文を受け、試行錯誤して作ったのが始まりだったといわれている。ちなみに「せちがう」とは、御坊弁で「無茶苦茶にする」、「いじめる」といった意味である。...»
太刀魚を骨ごとすり潰したすり身で作った和歌山の特産品“ほねく”。太刀魚が豊富に漁獲される紀州有田地方では「ほね天」の名前でも親しまれている。正式名称は「骨くり天ぷら」。新鮮な太刀魚の頭と内臓を取り除いき、洗浄して骨ごとミンチにする。摺りあがった身の形を整えて、約180℃の油で中心まで加熱してこんがり揚げて出来上がる。魚を骨ごと使用しているので、カルシウムも豊富でコリコリとした食感が楽しめる。そのまま酒の肴などで食べられる以外に、おでんダネに使われることもある。...»
うどんと梅干しの爽やかなコンビネーション。程よい塩分で仕上げた『うす塩味梅』と『しそ漬梅』。皮が薄く、果肉が厚い最高級南高梅を使った2種類の梅干しを、つるりとなめらかな喉ごしの梅うどんである。すがすがしい香りで食欲をそそる梅には、疲労回復や消化を助けてくれるクエン酸がたっぷり。気分をリフレッシュさせる効果があると言われている。うどんは冷・温どちらでもお好みで。麺の上に、うす塩梅をひと粒のせれば、すっきりとした酸味が、おいしさをより一層引き立つのである。...»
和歌山県(主に有田市)は、全国でも有数の水揚高を誇るタチウオの産地で、紀伊水道の沖合で多く漁獲されている。旬は6~8月頃で、白身のあっさりした味わいながら脂がのっており、新鮮な刺身や寿司ネタにはもちろん、塩焼きや煮魚・唐揚げなどにしても美味しくいただける。「タチウオを手軽に食べてもらえるように」と有田市内の飲食店では、数店舗でうな重ならぬ“太刀重”を提供している。見た目や味付けは店によって少しずつ異なるものの、脂ののった白身と甘辛いタレがご飯にマッチした和歌山グルメだ。...»
日高町の名物といえば冬に旬を迎えるクエ。成長すると体長1m、体重20kgを超える大型の魚。九州では「アラ」、関東では「モロコ」と呼ばれ、この日高と同様に、高級魚として珍重されている。その野趣溢れる容姿からは想像もできないほど繊細で上品な味の白身は、脂が良くのっているのに決してしつこくなく、身と皮の間のゼラチン質は天然のコラーゲンがたっぷり。「幻の味」と高く評価されるのも頷ける。食べ方はやはり「クエ鍋」「クエの薄造り」が定番の人気。独特の風味が楽しめる「クエの押し寿司」などもお勧めの逸品。 旬 12月 1月 2月...»
梅干を漬ける際に出来る梅酢を脱塩濃縮し、飼料に添加する技術により生産された“紀州うめどり”と“うめたまご”。和歌山のとある地方に昔からあった、夏場に弱った鶏に梅干を作った時にできる梅酢を飲ませる風習をヒントに開発された。通常に比べて肝脂肪などの内臓脂肪が減少し、病気に対する抵抗力が非常に高い健康な鶏が育ち、肉付きもよく、より良質になったもも肉は、味や歯応えがよいと評判。また、採卵鶏の生存率の向上、卵の鮮度保持効果、卵質の向上、アミノ酸・亜鉛の増加等の効果も報告されている。...»
明治初期にフランスから日本に導入され、1982年から和歌山県日高川町で飼育が始まった“ホロホロ鳥”。肉質は、ヨーロッパで「食鳥の女王」と称されるほどの美味で、昔からフランスやイタリア料理に広く利用されている。野鳥のようなクセや臭みがなく、白身の肉質は柔らかく弾力があり、脂肪分少なめのあっさりとした味わい。鍋物はもちろん、刺身や天ぷらとしても楽しめる。町の産品所には、生肉の他、様々なホロホロ鳥商品が販売されている。...»
和歌山県の梅栽培の歴史は古く、江戸時代に紀州田辺藩が農民にやせ地を利用した栽培を奨励したのが始まりと言われる。特に温暖な気候に恵まれた紀南地方は良質の梅ができ、中でも“南高梅”は大粒で香りが良く、肉厚の果肉はとてもやわらかい。他にも種が小さい、果皮が薄いなどの優れた特徴を持ち、漬け梅品種としては最高級品として名高く、梅酒・梅ジュース・梅干をはじめ様々な料理に適している。また、抗菌作用や疲労回復、抗酸化作用など様々な効果があることから、梅は「健康の代名詞」としても大好評である。 旬 5月 6月 7月 ...»
有田川町(旧清水町)の山椒栽培の歴史は古く、江戸時代から薬用として栽培されており、その後、香辛料としても生産されてきた。和歌山県の収穫量は全国の50%以上を占め(平成18年)、中でも有田川町は和歌山県の収穫量の67%を誇る有数の産地。栽培されている品種は、実がブドウの房のように成ることからブドウ山椒種と呼ばれている。一粒一粒の実が大きく、果肉が厚く、香りや辛味が強く、生果用、香辛料としても品質が特に良く優れているとして高い人気を得ている。...»
オレンジ色のミニトマト“オレンジパルチェ”は、βカロチンの含有量が多く、甘みと酸味のバランスがよく、風味が豊かなので、冷して生で食べるのがおすすめ。そのままおやつに食べたり、サラダやピザなどのトッピングに使ってもおいしい。オレンジパルチェの旬は7~8月上旬。こだわりのある生産農家では、無農薬有機栽培で、「ありがとう」と声を掛けながら種まきから収穫までを行っているいい、そのたっぷりの愛情が安全でおいしいトマトをうんでいるようだ。 旬 7月 8月 ...»
紀州田辺藩の奨励で梅栽培を開始し、国内トップクラスの梅の生産量を誇る和歌山県みなべ町。全国的にも名高い紀州梅干しで知られる”南高梅”の生産が盛んで、その南高梅を使ったスイーツも町内の各店舗で味わえる。梅ジャムのさわやかな風味をいかした梅の”レアチーズケーキ”、生地に梅ジャムを練り込んだ手作り”梅マシュマロ”等をはじめ、さっぱりとした風味がおいしい梅まんじゅうや、フルーツソースをかけて食べる梅干スイーツなど、バリエーション豊かなスイーツが楽しめるので、食べ歩いてもおもしろい。...»
和歌山県有田産の濃厚みかんを搾り上げ糖度12度以上に仕上げた早和果樹園の100%無添加ジュースで、濃厚な味わいと程よい酸味が絶妙。高級有田みかんを、約30個分を贅沢に使用して720mlビンに凝縮させて作ったジュース。みかんの皮をむき、薄皮ごと搾っていて、苦味が少なく、まろやかで濃厚な味わいが存分に楽しめる。...»
南北に約2キロ、東西に約3キロの湯浅町田村地区は、有田地方の中でも特に美味しいみかんが収穫されることで有名。みかんの生産量日本一の和歌山でも有名な有田みかん、その中でも「田村みかん」は最高級ブランド。限られた狭い地区のほとんどがみかん畑で、山の斜面にも余すところ無くビッシリと段々のみかん畑がある。美味しさの秘密はこの段々畑。燦々と降り注ぐ太陽熱、海から照り返す反射熱と段々畑の石垣からの反射熱が、有田みかんの美味しさを更に引き上げるという。平均糖度14~15度前後とかなり甘くてジューシー。有田ミカン本来の旨さと味のバランスの良さが特徴で、早生品種以降のものは色付きが良くなる。 旬 11月 12...»
“紀州うすい”(うすいえんどう)は和歌山が本場で生産量は日本一。明治時代にアメリカ原産のえんどう豆を大阪の碓井(うすい)地区で栽培したものが始まりと言われる。莢(さや)を取って中の未成熟の実を食べる実えんどうで、一般的にはグリーンピースと同じえんどう豆の一種ですが、冷凍物や缶詰等とは違い、豆ご飯や卵とじなど、様々な料理に使える春の旬野菜として関西では親しまれてる食材。実が大粒で、ほのかな甘さとホクホクとした食感が特徴。その独特の風味は、豆の甘味と相まって豆ご飯にも相性抜群。栄養価が高く、たんぱく質をはじめ、βカロテン、ビタミンB1・B2・Cを多く含み、カリウムや食物繊維、鉄分も豊富に含まれてい...»
鎌倉時代、僧の覚心(法燈国師)が中国(宋)から持ち帰ったのが始原であり、その後、交通の便も良く、また水質が味噌の製造に適していた湯浅町に伝えられたと言われている。以来、金山寺味噌は750年にわたり変わらぬ手作りの加工法で作られている。金山時味噌はなめ味噌の一種で、ご飯のお供やお酒の肴に、おかずとして食べる味噌で、元々は夏野菜を冬に食べる為にお坊さんが考え出した保存食。白瓜、丸茄子、シソ、生姜等の入った栄養満点風味満点の味噌として高い人気を博している。...»
温度と湿度を徹底管理した環境で、和歌山県産の新菌種を使用し、モーツァルトを聴かせながら無農薬で育てた“清流椎茸”。肉厚で弾力のある食感と、豊かな風味と香りを持つ新品種のしいたけだ。しいたけは、和・洋・中と様々な料理で使われるが、香り高い清流椎茸はソテーや素焼きをはじめ、軽くゆでてサラダや和え物に使うといった、シンプルな調理法で濃厚な旨みを堪能するのがおすすめ。大きさや形などをひとつひとつ検品しているので、贈答用にもおすすめ。...»
和歌山田辺市で、大正13年から菓子屋を営む「紀州・田辺 鈴屋」。洋菓子、和菓子、創作菓子と数多くの品揃えがあるが、その中でも人気が高いのがこの“デラックスケーキ”だ。カステラの間に白あんの元材料となる白いんげん豆を使ったジャムをはさみ込み、全体をホワイトチョコレートで豪華にコーディング、その名前の通りデラックスに仕上げてある。サイズはひと口で食べれてしまうくらいに手頃で、3~40個入りと様々なパッケージがあるため、手みやげから贈答用まで、用途によって選べるようになっている。...»
皮が薄く果肉たっぷりの南高梅から作った梅酒がベース。そこに南紀白浜の自社農園のバラ園で栽培した、ロサ・ダマッセナの生花の香りを封じ込めた贅沢なお酒。この花は、特にアロマ効果が強く、ダマッセナからできたローズウォーターやローズオイルは珍重され、今でも貴重品だという。ソーダで割り、ステアしない(混ぜない)で飲むと、バラと梅の上品な香りが楽しめる。シャンパンやスパークリングワインで割って飲むのもお勧めだ。...»
「一目百万本・香り十里」とも言われる日本一の梅林、紀州みなべ梅林の中にある「ぷらむ工房」。そこで作られたのが「はちみつ梅」。炭酸カルシウムが豊富な土壌、それに紀州南部特有の燦々と降り注ぐ太陽。その土と光によって育った最高級品の南高梅が使われている。梅をはちみつに漬けて作ったものが、この「はちみつ梅」。はちみつ梅の甘くてコクのある味わいは、一度食べたらクセになる濃厚な味。塩分8%の塩味もうまく効いている。お菓子としても食べてもよいし、毎朝のお茶のお供にも使える。もちろん、お土産や進物としても合うだろう。...»
その日、海で採れた新鮮なシラスを厚釜で釜茹でして30~1時間ほど、天日干しにしたもの。食感は、釜揚げシラスと天日干しちりめんの間くらいの感触。この食感が忘れられなくなる人は多い。創業が明治32年の老舗、まるとも海産では、まず新鮮で良質なシラスを市場で仕入れる。次に新鮮なままシラスを高温の厚釜で躍らせる茹でる。この時に使用する塩は、赤穂の塩。こだわりの塩である。「天日干ししらす」というからには、乾燥には機械を使わない。昔ながらの製法にこだわり、完全に太陽の光のみに頼った天日干しである。機械乾燥と違い、天日干しにすると旨みが段違いである。無添加・無着色の体に優しい、安全で美味しいのが「天日干ししら...»
和歌山県由良沖のシラスを加工しているのが日高郡由良町にある魚政商店。特徴は、魚市場からではなく専属船から直接工場に直行し魚を運ぶこと。魚の旨みを逃さないようにするのが大切なことなのだ。その魚政の「釜揚げしらす」。船から生のしらすを揚げて、水洗いしてからすぐに沸騰した釜へ。一度火を止めアクをとる。もう一度沸騰。最後は釜から揚げて扇風機で一気に冷やす! そんな作業が職人の手によって行われる。大切なのはタイミング。そしてできあがった魚政の「釜揚げしらす」は、ふっくら、つやつや、ぷりっぷりが自慢!...»
最高級ランクの紀州産梅を一粒一粒大切に漬け込み、じっくり熟成させた最高級品の梅干。香り高く、皮がやわらかく、果肉が厚いのが特徴の紀州産南高梅。そのA級品のみを選別・洗浄して天日塩に漬け込み、1ヶ月間、夏の暑い日差しの下て天日干しを行う。その後、本みりん、リンゴ酢、オリゴ糖、蜂蜜などを加えて漬け込む。通常のはちみつ梅の多くが一度漬けなのに対し、本品は漬け直しを2度3度と行う。こうして、深いコクと味わいを持つ「紀州五代梅」ができあがる。創業以来185年以上、五代にわたって受け継がれてきた伝統の味の梅干。...»
醤油の元となるものを作ったのは、鎌倉時代、由良町興国寺の禅僧で、なめ味噌の製造過程で、樽底に沈澱した液汁が調味料として適していることがわかり、製造方法が工夫され生み出されたと言われている。醤油づくり発祥の地である和歌山県湯浅町は、江戸時代には紀州徳川の保護を受け100軒近い醤油屋が軒を並べ、栄えていたという。現在でも、昔ながらの製法を用いた手作りの醤油が醸造されており、天然の風味を生かした味と香りで高い評価を得ている。...»
和歌山県は、ししとうがらしの生産量第三位の名産地。特に有田地域で多く栽培されており、主な品種は”紀州ししとう”。緑色が濃く、形がしなやかで変形することが少ない品種である。その他、辛みがほとんどなく子どもでも食べられる”ねごろ大唐”やサイズが少し大きめの”清姫ししとう”などの栽培も行われている。ししとうは、新陳代謝を促進し、脂肪を燃焼させるカプサイシンや、高血圧予防に効果的なカリウム、β-カロチンやビタミンCなどが多く含まれている栄養価の高い野菜である。...»