和歌山県御坊市を通る国道42号沿いに店を構える「はし長」は、慶応元年(1865年)創業という長い歴史を持つ海産物店です。150年以上にわたり、地元で水揚げされた新鮮な魚介類や干物を扱い続けており、御坊を代表する名店として親しまれています。
店頭には、紀州の海で獲れた旬の魚や干物がずらりと並び、地元ならではの豊かな海の幸を楽しむことができます。市場で確かな目利きによって選ばれた魚介は鮮度が高く、素材本来の美味しさを味わえるのが魅力です。
はし長の干物は、刺身でも食べられるほど新鮮な魚だけを使用しているのが特徴です。魚は一枚一枚丁寧に手開きされ、南紀のきれいな海水を含んだ塩水に漬け込んで仕上げられます。化学調味料などを使わず、素材の旨みを大切にした伝統製法で作られているため、自然な味わいを楽しむことができます。
特に人気なのが、脂ののった丸アジを厳選して作る「宮子あじ」です。100枚に1枚ほどしか選ばれない上質なアジだけを使用しており、ふっくらとした身と濃厚な旨みが評判です。商品名は、御坊市ゆかりの伝説「宮子姫」にちなんで名付けられています。
また、地元漁港で水揚げされた新鮮な太刀魚を使用した「太刀魚干物」も人気商品です。天然天日塩のみで味付けされ、すべて手作業で骨を取り除いているため、食べやすく上品な味わいが楽しめます。
さらに、印南漁港で水揚げされたウルメイワシを使った「うるめ一夜干」は、代々受け継がれてきた串刺し製法によって丁寧に作られています。一夜干しならではのほどよい歯ごたえと香ばしい風味が魅力です。
店舗には展望喫茶室「フィッシュテラス はし長」が併設されており、ガラス張りの店内から海を眺めながら食事を楽しむことができます。
人気の「イサキ姿盛定食」や「アジ姿盛定食」では、鮮度抜群の魚介を豪快に味わうことができ、地元ならではの贅沢な食体験が楽しめます。また、店頭で購入した魚介類を好みの調理法で料理してもらえるサービスもあり、新鮮な海の幸をその場で味わえるのも大きな魅力です。
はし長では、干物や魚介類だけでなく、地元の新鮮野菜や特産品なども販売されています。旅行のお土産探しにもぴったりで、御坊ならではの味覚を持ち帰ることができます。
歴史ある老舗ならではの品質へのこだわりと、紀州の海の恵みを存分に味わえる「はし長」。御坊を訪れた際には、ぜひ立ち寄りたい人気スポットのひとつです。
所在地:和歌山県御坊市
アクセス:阪和自動車道・御坊ICから車で約15分