龍神岳は、和歌山県田辺市龍神村と奈良県十津川村の境に位置する、標高1,382メートルの山です。紀伊山地の雄大な自然に囲まれた山であり、現在は和歌山県最高峰として知られています。
かつては近くにある護摩壇山が和歌山県最高峰とされていましたが、平成12年に国土地理院の調査によって、龍神岳の方が約10メートル高いことが判明しました。その後、田辺市が全国から山名を募集し、平成21年に「龍神岳」という名前が正式に付けられました。神秘的で雄大なイメージを持つこの名前は、多くの応募の中から選ばれたものです。
龍神岳へは、道の駅「ごまさんスカイタワー」の駐車場から徒歩で向かうことができます。途中には、平維盛が平家の命運を占うために護摩を焚いたという伝説が残る護摩壇山があり、歴史ロマンを感じながら散策を楽しめます。
コースは比較的歩きやすく、片道およそ1時間ほどで山歩きを楽しむことができます。周辺にはブナやミズナラなどの豊かな自然林が広がり、春の新緑や秋の紅葉など、四季折々の美しい景観も魅力です。
龍神岳の山頂からは、紀伊山地の山々が幾重にも連なる壮大な景色を眺めることができます。空気が澄んだ日には遠くまで見渡すことができ、紀州の山深い自然を存分に感じられる絶景スポットとして人気があります。