高野山・九度山エリアには高野山、薬師寺、大門などの観光スポット、青葉まつり、住吉まつり、真田祭などの観光イベント、精進料理、笹寿司、めはりずしなどのご当地グルメがあります。
和歌山県伊都郡高野山といえば、標高1,000mクラスの山々が連なるエリアです。このエリアで最も有名な観光スポットといえば、迷うことなく「聖山 高野山」でしょう。仏教の真言宗の開祖である「弘法大師(空海)」が創建した聖地です。
比叡山と並び崇拝者が非常に多く、日本仏教における聖地となっています。最も有名なのは「根本道場」であり、本堂である「金剛峯寺」を始め、多くの建物により構成されています。
現在は「紀伊山地の霊場と参詣道」として、ユネスコの世界遺産に登録されています。和歌山県の温暖な気象とは裏腹に、非常に冬は厳しく、積雪も観測される場所ですが、冬の高野山も、針葉樹に溶け込んだ文化財は質素で非常に美しく、訪れる者の心を打ちます。
高野山では、写経や、座禅など、数多くの修行体験が行え、体験を通じ仏教の教えを会得できるような配慮がなされています。当然ながら、修業中は精進料理となりますが、料理のみを頂くこともできますので、興味がある方は、是非トライしてみましょう。
高野山といえば、胡麻豆腐ですが、それ以外にも扇子や数珠など、仏教縁の品々がお土産で購入できるようになっています。
高野山には数々の建築物がありますが、どれも由緒正しい建物です。門前からの形式が素晴らしい「大門」は日によって、淡路島も見る事ができます。
施設の中で、旅行一般客を受け入れる施設である「高野山宿坊」は国宝、重要文化財、庭園を拝観したり、宿泊施設にもなっています。
高野山最大の霊域である「奥の院」は世にある全ての霊を墓碑に安置している場所です。国宝を一括に管理している「高野山 霊宝館」は文献だけでも130件2万点弱もある膨大な宝物を格納しています。
国内でも仏教に関する聖域としては最大級になり、世にある全ての生き物の墓は壮観です。会社の墓もあり、見ているだけでも非常に不思議な体験が行えますので、近くに立ち寄った際は必ず参拝を行うことをお勧めします。
約1200年前に弘法大師によって開かれた真言密教の修行道場であり、総本山金剛峯寺がある。「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録された。標高およそ900mの山の盆地にさまざまなお堂や塔が立ち並び、 仏像や曼陀羅が参拝者を迎える。うっそうと杉の樹の茂る奥の院には、太閤秀吉から太平洋戦争の英霊まで、さまざまな人々のお墓が立ち並ぶ。 ## 歴史と背景 高野山は、約1200年前に弘法大師によって開かれた真言密教の修行道場であり、総本山金剛峯寺があります。この地は「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録されています。標高およそ900mの山の盆地にはさまざまなお堂や塔が立ち並び、仏像や...»
高野山真言宗の総本山。壮大な玄関をもつ建物は1863の再建。主殿は東西三十間、南北三十五間の大建築で、大広間には狩野探幽の襖絵「松に群鶴」が、豊臣秀次自刃したという柳の間には狩野探斎による「雪柳白鷲」が描かれている。不動堂、絹本著色仏涅槃図など国宝に指定。 金剛峯寺の概要 金剛峯寺(こんごうぶじ)は、和歌山県伊都郡高野町に位置する高野山真言宗の総本山です。弘法大師空海によって創建されたこの寺院は、日本仏教の聖地として知られ、多くの参拝者や観光客が訪れる場所です。高野山の中心にあり、山全体が信仰の対象とされています。 歴史 金剛峯寺の歴史は9世紀に遡ります。816年、弘法大師空海が嵯峨天...»
柿の葉の殺菌作用を利用した保存食として、昔から作られてきた“柿の葉寿司”。現在でも紀北地方では、祭りや祝い事の際に欠かせない料理として親しまれている。じんわり熟成されたネタの味わい深さ、甘めのシャリ、柿の葉のほのかな香りが楽しめる逸品。ひと口サイズで食べやすく、箱の中に柿の葉に包まれた寿司がきれいに並んだ見た目がかわいらしいと、おみやげとしても人気が高い。サバやアユなどネタはお店により異なるので、お気に入りを見つけるのも楽しい。 柿の葉寿司は、和歌山県の伊都地方で愛される伝統料理です。この地域は柿の名産地で、富有柿やたねなし柿が育ちます。江戸時代に生まれた柿の葉寿司は、寿司飯に具材を載せ、紅...»
和歌山県の高野山に点在する宿坊で味わえる植物性の素材のみで作られた料理。宿坊は、本来、修行中の僧侶が寝泊りする場所だったが、平安時代の寺社参詣の普及により、一般の参詣者を受け入れるようになって以来、大衆化が進み、現在では露天風呂を楽しめる宿坊まで見られるようになった。高野山の”精進料理”ではずせないのが高野豆腐とごま豆腐。この2品は肉食の戒めがある料理において、貴重な蛋白源となっており、宿坊によって味や見た目に様々な工夫がなされている。高野山の食文化の歴史を感じながら、味わってもらいたい。...»
和歌山県のあゆ養殖は豊富な河川伏流水を利用して紀の川、富田川を中心に発展してきた。県内の生産者が天然あゆに近づけるため、えさ等にこだわりを持ち努力し続けた結果、安心安全はもちろん優れた品質のあゆが漁獲できるようになった。美味しさと姿の美しさから「川魚の王様」の異名をとる鮎は年魚として知られ、春~初夏にかけては若あゆ、盛夏に旬を迎え、また秋には子持ちあゆと、季節の変化とともに成長するあゆを楽しむことができる。塩焼きやあらいは定番で美味しい鮎料理。郷土料理の「鮎のなれずし」も是非味わってみたい一品。 旬 6月 7月 8月 ...»
日本有数の柿の産地、和歌山県で作られる渋柿の品種“たねなし柿”を、丁寧に干して作られる干し柿の中で、干しきらずに50%前後の水分を残したものを“あんぽ柿”と呼ぶ。程よく水分が残っているため、実が半熟の様にとろりとやわらかく、自然でやさしい甘さが美味。和菓子の元祖ともいわれており、現在ではひとつひとつ丁寧に包装された高級感のある商品も多い。凍らせてシャーベット状にして味わう食べ方もおすすめだ。...»
生クリームを隠し味に使ったミルク風味の黄味餡に 種ごと食べられる桃の実を包み、新鮮な桃汁の味を活かした乳菓です。自然の湧水や地元の食材の高野豆腐も使った「女人高野 子宝 おちちまん」。女人禁制の高野山を遠く眺めることのできる寺の慈尊院は、安産や子授け・子どもの成長を祈願され、布製の乳型が奉納されているため、慈尊院にちなんでおっぱいの形をしています。...»
般若湯とは、戒律の厳しい高野山の僧が飲んだといわれるお酒のことをいう。ハンニャとはインドの言葉で「知恵が湧く」という意味をもつ。偉いお坊様は、酒を飲んでもただ酔っていたのではない、知恵を湧かせていた……。 厳格な密教の聖地として名高い高野山でも、開祖弘法大師は『酒はこれ治療の珍、治療の人には塩酒を許す』と説かれ、お酒の効用を認め、飲酒を許しました。以来、この地では、寒さしのぎの為にも「塩酒一杯これを許」の元、一杯だけは飲んでも良いものとされました。 また、高野山は非常に寒い場所であり、とにかく体を温める飲み物、酒が必要だったという説もある。この般若湯の名をもつ酒は、高野山の麓、天野という...»
ミカン属の柑橘類で、ユズや九年母(くねんぼ)などの自然交雑種です。和歌山県の飛び地(村を囲む市町村はすべて三重県や奈良県)、筏下りで有名な北山村から熊野市にかけての原産で、この地方に江戸時代から分布していたゆずと九年母、紀州みかんなどの自然雑種の香酸柑橘。全国でも北山村でのみ作られていた柑橘で、「邪(気)をはらう」ところからこの名前がつけられた縁起のいい果実。北山村ではその強烈な酸味と苦味を活かして、村おこしに活用されています。2001年以降のネット販売の急成長を契機に、他県などでも後追い的に栽培が始められた。 130g程の大きさで球形ないし短球形、ユズよりも果汁が豊富で、ユズやスダチとは違...»
和歌山はなんといっても梅である。そのため、美味しい梅酒もたくさんある。普通、梅酒づくりというと、瓶に梅と焼酎(ホワイトリカーに氷砂糖)を入れるというのが一般的な考えだろうが、日本酒を使う人もいる。この「紀州の梅酒」は、地酒蔵として作られる日本酒をベースにしたものである。初桜酒造がある和歌山県伊都郡、この地元の南光梅をすぐ採らず熟成してから収穫。この梅と日本酒を使ってつくった日本酒本来の甘みと旨みを活かした、日本酒仕込の梅酒だ。甘口の梅の爽やかな味が口中に広がる。酒好きな人は「梅酒なんて」と考える人も多いだろうが、そんな方たちにこの「紀州の梅酒」を勧めたい。考えが変わるはず。...»
秋祭りには新米で餅をついて氏神様に奉納し、盛大に餅まきが行われる。そのお祝いに「柿の葉ずし」並んで欠かせないのが“くるみもち”。枝豆独自の上品な味と香りを活かして作った枝豆のあんで、やわらかな餅を「くるんだ」和歌山県かつらぎ町名産の郷土食だ。やわらかい餅を包む枝豆のきれいな緑色のあんは見た目にも渋みがあって美しく、あっさりとした甘みと枝豆特有の香りが口いっぱいに広がってとても美味しい。お土産やお茶のお供にぴったり。...»